4月になりました。1日には、「#YouTuberデビュー します」とエイプリルフールに乗っかるつもりで、ミニ動画を作って…みていたのですが、ちゃんとしたものを作ろうとすると、これは実にタイヘン。泣く泣く断念しました。週に何度も、他人様に見せられるクオリティの映像を作って公開するなんて、とても私には無理です。

…というのはともかく。完全ワイヤレスイヤホン・WF-1000XM4を購入してから、毎日徒歩+電車の通勤時には音楽を聴いて過ごしています。最初は、CDを貯め込んであるPCからMicroSDXCカードにFLACやMP3の音楽データを書き出して、それをスマートフォン・OPPO Reno3 Aに挿して聴いていたのですが、最近はAmazon Music Unlimitedを利用することの方が多いです。何しろ、7,500万曲が聴き放題ですからね。

しかし、通勤中に聴こうとすると直面するのが、通信料金の問題。自宅で聴いている分には、Wi-Fi経由でフレッツ光の回線が使い放題なので問題にならないのですが、通勤時にステーションでも聴こうとすれば、そうは行きません。LTEなどの公衆回線を使う必要があります。

数Mbpsの帯域が必要になるはずのUltra HD音質でストリーミングができないのは仕方ない(もしかすると5Gになれば状況は改善するのだろうか?)としても、ストリーミングで聞き続ければ、相応の通信量が発生することになります。現在、月に6GBの容量をスマートフォン・PC・iPadの3機でシェアしているのですが、毎日音楽を聴くと、これでは足りなくなりそうです。


そんなニーズに応えられるように…ということで、現在使っている格安SIM・BIGLOBEモバイルのサービスには、「エンタメフリー・オプション」という通信オプションが用意されています。月額308円(音声通話SIMの場合・10%税込)で、音楽・動画・電子書籍等のエンターテインメント関連のサービスに関する通信について、高速通信の利用量にカウントしないようにすることができます。初回登録から6ヶ月間は無料で使わせていただけるということで、ただ今お試し中です。

BIGLOBEのWebサイトでは、対応するサービスのリストが公開されています。現在のところ21種類のサービスが対象で、私が使いたいAmazon Musicも含まれています。他によく使いそうなのはYouTubeの動画あたりでしょうか。インターネット回線経由でラジオ番組が聴けるradikoあたりも面白いと思います。

使っているサービスによって課金対象かどうかを変える…ということになるわけで、通信の内容を監視されているのか?通信の秘密はどうなるんだ?なんて話も頭をよぎります。しかし、サービスの説明によると、公式アプリ以外(ブラウザーからのアクセスなど)ではカウントフリーの対象外になるとのこと。通信の内容というよりも、どのアプリが行う通信なのか?という観点で制御しているようです。これなら、通信内容自体は気にする必要がありません。

また、課金対象外にしてくれる代償として、通信帯域の制限が通常よりも厳しめになっているようです。これもWebサイト上に説明がありますが、スマートフォンで見られる程度の画質、聴ける程度の音質を想定しているのだとか。「画質・音質の推奨設定」によると、Amazon Musicのストリーミングは「データ通信節約」以下…つまり、最低限レベルの音質にしか対応しないということになります。


Amazon Musicのアプリでは、ストリーミングするときの音質に制限を掛ける設定ができます。もちろん「データ通信節約」にしても良いのでしょうけれど、「標準」設定でも、ほぼ途切れずに音楽のデータは飛んできます。エンタメフリー・オプションの側で、強制的に帯域制限をしているわけではないのかも知れません。

それでもさすがに「HD/Ultra HD」は無理。「利用可能な最高音質」の場合、本来なら通信速度に応じて音質を随時選択してほしいところですが、つい頑張りすぎてしまうのか、再生音が途切れる現象が目立ちます。360 Reality Audioのような、この区別では単純に分けられないデータはどう扱われているのだろう?気になるところです。

標準音質は、HDやUltra HDよりは質が落ちるはずなのですが、Amazonの説明によればビットレートは「最大320 kbps」ということだそうなので、最大に近いレベルなら「音質が悪い」ということにはならないはずです。実際に、WF-1000XM4で聴いていても、ノイズキャンセリング機能を有効にして自宅で静かに聴くと差がわかるものの、移動中に聴くのなら、まず気にならないレベルです。


移動中にも使える!ということで、クルマのオーディオにBluetooth経由で出力して、BGMとして使ってみています。こちらは、室内が静かなe:HEVだとはいえ、イヤホン仕様よりははるかにノイジーな環境ということもあり、音質差は全く気になりません。ナビ画面から曲名を確認したり、ステアリングホイールのコントローラーから曲の前後送りをしたりもできるのですが、さすがにプレイリストは切り替えられません。

こんな状況を想定してか、Amazon MusicのAndroidアプリには、「カーモード」というものが存在します。最低限の操作とプレイリストの切り替え、Alexaの呼び出しができるようになっています。ただ、それでもナビ本体のタッチパネルで操作できた方がスマートですよね。このナビはApple CarPlayには対応しているのですが、Android Autoには残念ながら非対応で、私としては悲しいところです。

ホンダの純正ナビは、最新製品ではAndroid Autoへの対応を進めていますね。ホンダはいわゆるコネクテッドサービスでGoogleとの協力関係も構築しているところですし、今後さらに連携が進みそうです。SONYと一緒に作る、という電気自動車も楽しみではあるのですが。


…というのはともかくとして、一日中Amazon Music Unlimitedを聴きながらクルマを走らせると、端末側の通信量は1GBほどになります。しかし、BIGLOBE側でカウントされている通信量は100MBにも達しません。他の用途での通信分との切り分けが明確でないので、何とも言えない部分もありますが、しっかりエンタメフリー・オプションを適用いただいているようです。

わざわざSDメモリーカードに書き込んでスマホやクルマに持ち込まなくても、常に旬の楽曲を、しかもおカネを掛けずに聴けることになります。これは病みつきになりそうです。



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