いよいよ、我が家の外壁塗装に本格的に取り組んでいこう!ということになったわけですが、いざ1階をDIYで!と言ってはみたものの、実は塗装作業は玄関のパーゴラあたりが最後。外壁塗装は、倉庫を塗って以来かれこれ6年ほどやっていないことに気が付きました。ちょっと小さいところでも良いので、試しにやってみて勘を取り戻しておきたいところです。

そこで目を付けたのが、浴室の窓の周り。我が家の浴室はハーフユニットバスで、上半分は板壁になっているのですが、西側に窓がひとつあります。ここは日光が当たりやすかったり、窓が結露すれば水が溜まったり…と、いちばん過酷な条件に置かれます。実際に、下側の枠あたりは塗装がかなり剥がれ、木材もささくれ立っている箇所が目立ちます。ここだけでも塗り直しておかなくては!と、ずいぶん前から思っていました。

自分が最後に風呂を済ませた後で、風呂のお湯を抜いて、水洗いで目立つ汚れを取り除きました。窓のアルミサッシにもかなり黒カビが付いていたので、これは塩素系のカビ取り剤(今回はカビハイター)を使ってキレイにしておきました。

ひと晩置いて十分木材が乾燥した後で、塗装面にヤスリ掛けをします。業界用語ではケレン(「Clean」の訛ったモノらしいです)と呼ばれたりしますが、ささくれ立っている木片など汚れを取り除くことはもちろん、塗装面を程よく平滑に整えて、塗料の乗りを良くする意味合いもあります。今回は#120のスポンジ付きのサンドペーパーを使っています。おそらく外壁塗装の時もコレを使うことになるでしょう。

塗料は、まだ残っていたBESS純正の浸透型のメンテナンス用塗料。塗装はホームセンターでまとめ買いしてあったごく普通の刷毛で行いました。防水能力を考慮して、浴室と脱衣所だけは屋内にも外壁用の塗料を塗ってあったので、今回も同様にしてみたものの、まあ臭うこと臭うこと。窓を全開にして作業しましたが、溶剤の臭いにアタマが持って行かれそうになります。連続作業はやり過ぎないように要注意です。

メンテナンスの塗装は、最低でも2回塗りしておきたかったので、朝塗った後は昼塗るか、翌朝に塗るか…というプランを考えていました。短時間保管するのなら、刷毛はいちいち洗っておかなくても、ポリ袋に入れて空気を抜き、口を輪ゴムなどで縛っておけば、次に使うときも塗料が固まらずに住みます。
結局、1回目を塗った後で出掛けなくてはならない用件ができてしまったので、当日昼の2回目は無し。これは明日の作業かな?と思っていたのですが、その日の晩は諸般の事情で誰も入浴しないことが確定したので、夜に2回目を塗ってしまうことにしました。


塗料が剥げ剥げで傷んでいた下側の枠も、新築のように…とまでは行かないものの、何とか見られる状況に戻りました。塗り終わった後でちょっと距離を置いて眺めてみると、あまり剥げていないように見えた周囲の壁も、それなりに色落ちしていることに気付きます。いずれ、また塗った方がよいのでしょうけれど、おそらく浴室内に充満するであろう溶剤の臭いで、正気を保てるか自信がありません(汗)。
それよりも、夜に塗装してしまったせいで、家中に溶剤の臭いが広がってしまいました。寝室まで入り込んでしまい、このままではちゃんと寝られるかどうかが心配です。窓を開けて、まだ片付けていなかった扇風機を回して、空気清浄機もフル回転させていますが、なかなか収まりません。まさかココまで酷くなるとは思わず…申し訳ない限りです。
今晩に限ったことではなく、外壁塗装が始まると、しばらくは家の中でも溶剤の臭いが気になるのではないかと思います。2階を業者の方々に塗っていただいたときにも、臭いは感じられました。やむを得ない部分もありますが、対策は考えなくてはならないでしょう。短期決戦で終わらせるのがベストなのですが…それはとてもムリだろうなぁ。どうしたものやら。

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