画と音、どちらにこだわるか

画と音、どちらにこだわるか

「アナと雪の女王2」の4K ULTRA HDブルーレイ版を購入しました。ここ数年は、新作映画を映画館に出掛けて鑑賞することがなかなかできなくなってしまい、気になる作品は基本的にこうして一般に販売、あるいは配信されるのを待ってから観ることになります。

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ブルーレイレコーダーも4K対応に

ブルーレイレコーダーも4K対応に

2020年が始まって1週間ほど経ったわけですが、SSK Worldでは年初からいきなりの大事件が発生。ドタバタと対応に追われました。

そもそもの始まりは、仕事の年末年始休暇も終わりに近づいてきた1月5日。我が家のリビングで使っているブルーレイレコーダー・DIGA DMR-BWT550が、これまでにない異音を発するようになりました。年末年始は、テレビでは大型特番が目白押し。毎年、ブルーレイレコーダーはフル回転で録画・再生を続けることになります。そろそろアブナイな…とは思っていたのですが、今回の酷使がとどめを刺してしまったのでしょうか。

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漆黒の剣

我が家のステップワゴンスパーダ

先日我が家にやって来た新車・ステップワゴンスパーダ。前回もご紹介したとおり、ボディの色は黒を選びました。これは、妻がイチ推しだったことから決めた色。私は、スパーダのイメージカラーであるパープルや明るい白も気になっていましたが、この黒も結構良い色です。ひと月「試乗」したステップワゴンのボディ色が黒だったのも、影響しているかも知れません。

この色、名称は「プレミアムスパークルブラック・パール」と言うのだそうで、スパーダでのみ選択できて、標準より37,800円高い特別色となります。もっとも、スパーダの場合、選択できる7色中5色が「特別色」設定で、どちらを標準と呼ぶべきか疑問もあるところですが(笑)。その名のとおり、パール系のキラキラがちりばめられていますが、黒自体は深く沈み、オトナの雰囲気を醸し出しています。 続きを読む “漆黒の剣”

5月4日は君と共に。

5月4日は「スター・ウォーズの日」…というお話は、以前にご紹介したことがありますが、今年のスター・ウォーズの日には、スター・ウォーズシリーズの最新作・エピソード7「フォースの覚醒」が、映像ソフトとして発売されました。

…とはいうものの、実際には、Amazonで予約してあった「フォースの覚醒」のMovieNEXパッケージは、先週の4月29日には我が家に届いていました。ゴールデンウィークで(映画の話題なので、あえて「大型連休」ではなくこう呼びましょう)物流も予定どおりに行かない可能性がある…ということはあるのかも知れませんが、「5月4日発売」を謳いたかった…というマーケティング上の理由が最大ではないかと思います。

というわけで、結局映画館には一度も見に行けなかった私でしたが、5月4日を待たずに「フォースの覚醒」を自宅のテレビで鑑賞することが出来ました。映画館での公開から半年程度で見られるのは最近は良くあることで、嬉しいことではありますが、それなら映画館にわざわざ出かける意味は?…と考えてしまいます。大画面や迫力の音響に意味がある作品(スター・ウォーズはそのひとつではありますが)なら、まあ理解も出来ますけどね。 続きを読む “5月4日は君と共に。”

物足りない理由

水曜日・16日に、映画「アナと雪の女王」のディスク媒体の販売が始まりました。また、レンタルショップでのレンタルも始まっています。日本では今年3月から映画館での上映が始まったこの作品は、今のところ興行収入が歴代3位という空前の大ヒット。今年上半期では最大の話題作と言っても良いでしょう。ここ数年は、なかなか映画館に行けなくなってしまいましたが、こうしてあまり待たずに家でも楽しめるのは嬉しいことです。

我が家では、ブルーレイディスクとDVDのメディアが各1枚封入された上に、デジタルコピーのダウンロード権が付いている、「MovieNEX」と呼ばれるパッケージを購入しました。我が家の場合、家ではブルーレイで、車内ではDVDでの視聴が可能で、さらにスマートフォンへの動画読み込みまで出来てしまう、なかなか美味しい商品なんですが、ニーズに合わない人たちには「余分なものまで付いてくる」と不評らしいですね。

特に、ブルーレイ3D版が欲しい人は、このMovieNEX版を購入した上で、オンラインショップで注文しなくてはなりません。一時期、家電メーカー各社が「3Dテレビ」を大々的にアピールしていたわけですが、残念ながら全然普及せず、3D視聴環境は家庭ではとてもメジャーとは言えない状況。こういう対応になるのは仕方ない面もあるのかも知れませんが、こんなまどろっこしい方法を採らなくても、ダイレクトにネット直販で売ってもいいような気がします。

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翻訳の意図

先週の日曜日・15日(現地時間)に、アメリカの作家、ダニエル・キイス(Daniel Keyes)氏が亡くなったのだそうです。彼の作品では最も有名で、おそらく多くの皆さんにもお馴染みの作品が「アルジャーノンに花束を」。1959年に中編小説として発表された後、これを元にして1966年に発表された長編小説は、世界各地で多くの人たちに読まれ、映画や舞台などにもなっています。日本でも10年くらい前にテレビドラマ化されていますし、今年の秋にはミュージカル公演もあるようです。

私自身も、学生時代に長編の日本語訳版を読みました。精神遅滞を抱えた青年が、人工的に知能を高める人体実験を受けて、天才的な頭脳を手に入れるのですが…というストーリー。非常に印象深い、他にはない読後感のある作品でした。

今日はこの作品の感想文だけで終わっても良いくらいなんですが、是非皆さんに実際にお読みいただきたいので、ネタバレになってしまうこの後の展開について書くのは自粛しようかと思います。一見すると、設定が実に奇想天外な話なんですが、その結果起こってくる様々な事態は、おそらく誰もが経験しうることである…というのが、この作品が多くの人々の心に残っているポイントのような気がします。

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6年ぶりの映画館

ちょっと前の話になりますが、結婚記念日ということで、妻と映画館に行きました。昔から映画は大好きで、かつては年に20本以上映画館で見ていたこともありますが、子どもが生まれてからはなかなか行けなくなってしまいました。「はやぶさ」のCG映像をプラネタリウムで見たのも映画のようなものですが、狭義の「映画館で映画の鑑賞」となると、実に「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」以来6年ぶりとなります。
月曜日に職場にはお休みをいただいて、娘を幼稚園の通園バスに送り、それからふたりでサンストリート浜北にあるTOHOシネマズに行きました。浜松駅近くのTOHOシネマズ浜松と比べると、駐車場には余裕がたっぷりありますし、何しろ駐車が無料です。実は、現在建築中の新居に引っ越すと、ここが最寄り…どころか、まさにご近所の映画館になります。

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SPACE BATTLESHIP


たまには週末に家で映画でも見よう!と思い、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のDVDを借りてきました。昨年12月に公開されたばかりの作品が、もうレンタルショップで借りられるようになっています。
この作品の元になっているのは、1974年に放映されたテレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」…というのは、ご存じの方も非常に多いはずです。もっとも、私たちくらいの年代だと、初回の放送の頃にはかろうじて生まれていたものの記憶にはなく、実際にこの作品に触れているのは、後々の再放送や続編として作られたシリーズ作品たちになるんですけどね。
実写化は非常に困難であろうこのSF超大作の映像化に挑んだのは、「ALWAYS 三丁目の夕日」で昭和30年代の東京を見事にスクリーンの中に再現してしまった山崎貴監督。あのCG技術を、今度はアニメ世界の再現のためにフル回転させました。「日本人が初めてSFで世界に挑む野心作」とは、これまた気合いが入っています。

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