新飾り棚はハイブリッド

去年、妻の店がイベントに持ち込むために、分解組立型の飾り棚を作り、去年から今年にかけて、いろんな場所に持ち運んで使いました。非常によく働いてくれたのですが、使っていく間にいくつか問題も明らかになってきました。

イベント用の新しい飾り棚そこで、先月あたりから2代目の飾り棚の製作に取りかかっていましたが、とりあえず使えるモノが出来上がりました。問題になっていた点を改良して、かなり良いモノになったのでは無いかな?と自負しています。

新しい飾り棚の完成寸法は、棚板の幅120cm、奥行き30cmは従来と同じなんですが、全高が135cmに下げられています。15cmほど下がったわけですが、これはイベントに来場するお客様たちの身長を考えたもの。150cmの棚の上に商品を載せても、女性ではちょっと見にくかったんですよね。


寸法はともかくとして、構造の方にはいろいろと手が入っています。初代飾り棚で大きく問題になっていた点は二つありました。ひとつ目が棚自体の重量のこと。特に棚板が重すぎて、駐車場からイベント会場に持ち込むのが一苦労だったんですよね。妻ひとりではとても運べません。

スーパーハイブリッド棚板そこで、まずは棚板の構造から見直しました。初代飾り棚では、家の建設時の残りの材料を使ってコストダウンを図ったこともあり、壁のパネリング材をつなぎ合わせて棚板を作っていました。これは厚さ15mmの無垢材と言うことで、強度は十二分だったんですが、陳列する商品の重量を考えるとオーバースペックです。

新しい飾り棚では、3mmのベニヤ板の周囲を15mm角のヒノキ材で補強して棚板を作りました。2種類の材料を使っている…ということで、大げさにも「ハイブリッド棚板」と銘打ってみたわけですが、試作してみたところ、さすがにこれでは強度が足りません。

中央に1.2mm厚のアルミのアングル材を接着して、強度は何とか確保しました。「スーパーハイブリッド棚板」と、さらに大仰なネーミングをしてみたわけですが、木材と金属を混合で使い、しかも軽さは損なわずに強度を確保できましたから、胸を張ってハイブリッドを名乗れます。

ちなみに、「ハイブリッド」は最近様々な分野で聞かれるようになったキーワードですが、そもそも生物の「雑種」を指す英語。複数の仕組みや材料などを組み合わせた技術や製品に冠されることが多い言葉です。呼び方一つで未来的な気がしてしまうのが面白いところです。


もうひとつの問題点が、棚板をはめ込む柱の部分が単独では自立しないので、組立・分解の作業にかなりのコツが必要だったこと。これも、妻がひとりでイベントには持ち込めない理由の一つでした。

柱だけで自立します新しい飾り棚では、側面から背面にかけてL字型に棚板を受ける構造にしたので、柱だけで自立します。これでずいぶん組み立てやすくなりました。側面と背面の間は蝶番でつながっていて、持ち運ぶときには折りたたんでコンパクトにすることができます。

この蝶番に、「クリックヒンジ」という特殊なモノを使っているのがポイント。その名の通り、90度に開くとその位置で軽く固定されます。今回の材料費の半分近くがクリックヒンジ…という高価なアイテムですが、これが組み立てやすさに大きく貢献します。


ハイブリッド棚受けに載せた棚板棚板は、ヒノキ材で作った周囲の枠組みが、柱の側に作った溝にはまることで固定されるようにしました。初代飾り棚ではネジ止めが必要だったんですが、今回は工具が全く要りません。

棚板をはめる溝を作るために、2階ロフトの落下防止に貼り付けたアクリル板の余りを活用しました。おかげで、軽量で折りたたむときに干渉しない薄さの棚受けを作ることができました。そういえば、これも「ハイブリッド棚受け」と呼べますね(笑)。


新しい飾り棚は、早ければ今週末の第14回浜松カントリーマーケットでお披露目になる予定です。金曜日・19日から始まるこのイベントでは、私は搬入作業を手伝うことができません。さっそく、新飾り棚の実力が試されます。

もちろん、いつも通りに魅力的な商品がたくさん店頭に並ぶはずですが、新しい飾り棚の出来栄えも(もしデビューとなれば、ですが)ぜひご覧いただければと思います。欲しい!と思われた方はご相談いただければ受注生産販売…するかどうかは未定です。職場から副業は禁止されてるしなぁ(汗)。

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