2年点検

マイホームに住み始めてから、間もなく2年になります。先日、我が家では「2年点検」というものを受けました。

我が家を施工していただいたBESS東海の所属する考建グループが、メンテナンス部門として「ホームリリーフ」という会社を立ち上げたのだそうで、今回はホームリリーフのMさんが我が家にやって来ました。とはいえ、残念ながら私は当日は仕事。妻に気になるポイントをいくつか伝えて、対応をお願いしました。


ログハウスである我が家では、完成してからしばらくの間は、ログ壁が自重などにより沈んでいくセトリングという現象が起こっています。木の「生きている」証拠ですね。今回も、セトリングに合わせてログ壁以外の部分の調整を行いました。

階段の下に挟んであった板が全て抜けました見た目でいちばんはっきり分かるのは、階段の一番下に挟んであった板が全て取り除かれたこと。板の厚みの分だけ、ログ壁が沈んできたわけです。階段を登ってみると、1段目が今までより微妙に低くなっていることに明らかな違和感があります。まあ、これも毎日上り下りするうちに慣れてくることでしょう。

この後も、まだログ壁は少し沈んでくるはずで、2階の部分でのみ固定してある階段の傾斜はわずかに緩やかになり、登り口の位置は現在よりも手前側にせり出してくるのだそうです。そうなると、踏み板の傾斜も微妙に変わってくることになるはずなんですが…ここからはほんのわずかずつ変化していくことなので、違和感を持つことは無いのでしょうね。


エコキュートのタンクが傾いています私が一番気になっていたポイントは、北側の屋外に設置されているエコキュートのタンク。どう見ても、ログハウスの母屋から離れる方向に傾いているように見えます。

本来なら母屋の壁に固定されるのが普通なんですが、それが固定されていないのはセトリングへの対応という面もあるので仕方ないのかも知れません。それにしても、傾いているのはやっぱり正常とは言えないだろう…ということで、確認をお願いしてありました。

北西角の地盤が低くなっていますこれについては、確かにエコキュートが傾いていることを確認していただきました。さらに見ていくと、北西角の部分で、明らかに周囲よりも地盤の高さが下がっています。

擁壁の隙間から土が流れ出ているようです北西角の部分は、土地造成の時に施工したコンクリート擁壁が隣家と接しているわけですが、隣家の擁壁との間にわずかに隙間があり、その間から雨が降る度に土砂が流れ出て、地盤が徐々に下がってきたようです。

今のところ、エコキュートがすぐに倒れてきたり、動作しなくなったりするような状況ではなさそうですが、これについては、擁壁の隙間を埋めるなど何らかの対応が必要です。このまま地盤が下がり続け、そのうち母屋が傾いてきた…なんてことになれば一大事ですからね。早めに何とか手を打たなくては。


昨年来気になっている、東側壁面の塗装の劣化については、やはり再塗装が必要です。これについては、足場を組んでいただいて、塗装そのものは自分で行おうかと思っています。全て業者さんにお願いしてしまうこともできるのでしょうけど、大変な費用がかかりますからね。

塗装作業は、今回だけで終わるものでは無く、今後も数年おきに定期的に行う必要があります。その都度足場を組むのをお願いするのも大変です。簡単に足場を取り付けられるような仕掛けが常設できないだろうか?と考えています。もっとも、その仕掛けを作るために、足場を設置する何倍もの費用がかかってしまっては意味がありません。命を預ける構造物ですから、変にケチっても大変なことになります。綿密な検討が必要です。

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