番組保管のためにNAS

7月になりました。この夏も、私のところには夏のボーナスが無事入ってきました。去年よりも手取り額はちょっと減りましたが、もらえているだけでも感謝するべきで、どうのこうの贅沢を言ってはいけません。どうもありがとうございます。

さて、ボーナスといえば半期に一度のSSK World大散財レポート…ということになるわけですが、こんなご時世、なかなか超大物はポンと買えなかったりします。最低限の投資で、最大限の効果を得られるお買い物をしたいものです。


…というわけで、今回考えていたのはテレビ番組の録画を保存するハードディスク。6年前に購入したブルーレイレコーダーに、4年前に3TBの外付けハードディスクを追加して現在に至るわけですが、昨年あたりから録るために消して…という自転車操業が常態になってきました。遅かれ早かれ訪れる事態だとは思っていましたが、何とも辛いところです。

現在のブルーレイレコーダーに外付けできるハードディスクは仕様により1台のみ。これ以上保存できる量を増やすためには、外付けハードディスクをより大容量にするか、レコーダーごと新調するか…となってくるのですが、もうひとつ違う切り口があります。テレビ番組を保管するNAS(Network Attached Storage ; ネットワークに接続するストレージ)を導入する方法です。

ハードディスクの中に録画したデジタル放送の番組も、その実態はもちろんデジタルデータで、NASにだって保管することは当然可能なのですが、デジタル放送には複製防止の仕組みが組み込まれているため、単純にコピーすることはできません。DTCP-IPという規格に対応している必要があります。

NASに保管できてしまえば、今度はDTCP-IPに対応してさえいればどのメーカーの製品からでも番組が視聴できるはずです。ブルーレイレコーダーを購入したときのような「メーカー縛り」から解放されることにもなります。


今回選んだのは、QNAP社製のNASキット・TS-431P。3.5型/2.5型のSATA接続のストレージデバイス(ハードディスクでもSSDでも可)を、最大4基内蔵することができます。DTCP-IPへの対応については標準ではなく、「sMedio DTCP MOVE」というサードパーティーアプリの導入により対応する形になります。1,080円(税8%込み)の有料アプリです。

ここに内蔵するストレージは、当然保存容量重視でハードディスクとなるのですが、近年は「NAS向けのハードディスク」を謳った製品が登場しています。24時間・365日動作や複数台の同時使用を前提として、耐久性や信頼性を重視したもので、普通にPC用として売られているハードディスクよりも、やや高い価格設定になっています。

この分野では、Western Digital社のWD REDという超定番商品があるのですが、そこでライバル・Seagate社のIronWolfシリーズを選んでしまう人柱根性がワタシらしいところ。WD REDは職場のNASに採用して経験済みなので、IronWolfにも触れておきたかった…という思いもありました。このあたりはパソコン整備士の哀しい習性かも知れません。

当初は8TBのドライブをひとつ購入しました。目的どおり使えるのを確認してから、あと2台追加してRAID 5運用…という目論見があります。それが可能なのが、4ベイモデルのTS-431Pを選んだ理由でもあるわけです。


前面からハードディスクを差し込みます

NASキットとはいえ、TS-431Pの組み立ては実に簡単。前面のベイからプラスチック製のトレイを引き出して、そこにハードディスクをネジ4本で取り付けて、トレイを元どおりに差し込むだけで、ハードウェア的には完成です。

あとは、LANケーブルを接続して電源を投入し、他のパソコンから専用ユーティリティ「QFinder Pro」でNASを検索し、Webブラウザー上から残りのセットアップを対話式で行います。特に引っかかる箇所もなく、作業は完了しました。

セットアップ終了後の様々な設定も、Webブラウザー上から。アイコンが並び、クリックすると各機能が立ち上がる…という動きを見ていると、リモートデスクトップ環境を使っているみたいな感覚になります。

初期のセットアップが終われば、NAS上のハードディスク領域にパソコンからファイルを保存するなど、いわゆるファイルサーバー的な作業はすぐにできるようになります。しかし、今回の目的であるテレビ番組の録画データ保存のためには、まだやらなくてはならないことがあります。しかも、これが一筋縄では行かなかったりもしたのですが…続きはまた次回、としましょう。

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