7月11日頃から、我が家の近所でもセミの声が聞こえ始めました。自分の中では、ようやくこれで梅雨明けしたなぁ…という気分でいるところです。
それにしても、これだけ一気に出てきたのなら、さぞ賑やかになるだろう…と思うところですが、実は現状はそうでもありません。店先のシマトネリコだけでも、この2、3日で10個以上の抜け殻が増えているのですが、肝心の羽化したセミの姿はありません。みんな飛び立ってどこかに行ってしまったのでしょうか。何とも不思議です。


…と、それはさておき、梅雨と土用の間のほんの短い「夏」が、我が家の庭にとっては、マトモに人が住んでいるように見える環境を維持できるかを決める、まさに正念場となります。先週に続いて、今朝はちょっと早起きをして、庭仕事を片付けにかかりました。まずは、先週は全く手を付けられなかったデッキ前の庭から。まずは目立つ大きな雑草を引っこ抜いて、だいたい5cm以下のものしか残らなくなったところで、草刈機で一気に刈り取りました。
雑草に押されてか高麗芝が剥げてしまっている部分もあって、仕上がりはちょっとまだら模様になっています。普段の手入れが行き届いていないせいでお恥ずかしい限りなのですが、伸び放題で放りっぱなしよりはずいぶんマシです。


続いて、先週草取りだけは済ませてあった道路脇の花壇も、改めて出てきた草を引っこ抜いてから芝刈りを。これでとりあえず、芝生を植えたところはひととおり手を入れられたことになります。次回は土用明けかどこかの間日での作業になるはずですが、マジメに芝刈りしないとすぐ野生の王国に逆戻りしてしまうので、何とか頑張りたいところです。
ちなみに、今年・2025年の土用は19日の丑の日から始まって8月6日まで。間日は21日(月・海の日)、22日(火)、26日(土)、8月2日(土)、3日(日)と、見事に休日に集中しています。コレは、暑くてもちゃんと庭仕事しろ!ってことだな(苦笑)。

庭木たちの成長が楽しみな季節でもあるわけですが、薪小屋新1号館と2号館の間で、4年前に出てきた実生のシマトネリコを残しておいたのが、今はすっかり立派な木になりました。新1号館のキャットウォークの手摺りにもうすぐ届きそうです。日除けの役割もしっかり果たせます。
手摺りの高さを越えたところで、キャットウォークからアタマを切っていこうと思っているところです。というのも、これ以上高くなってしまうとBS/CS放送のパラボラアンテナに干渉しかねませんし…。まあ、いつでも上には登れるので、その都度対応しようかと思っています。

木の大きさのスケール感は全然違いますが、今年もうひとつ嬉しいのが、ブルーベリーの木に実が生っていること。娘が小学校の入学式で苗をもらってきたのを、玄関アプローチ脇に記念植樹したもので、周りの植物たちに押されながらも、10年以上たくましく生き残っています。高さは1mもないくらいで、そこからなかなか大きくなれないのですが、このしぶとさが案外ウチの子らしいのか?と思ったりもします。
花は毎年咲いているようなのですが、実はときどきしか生りません。調べてみると、ブルーベリーは自家受粉だと結実しにくい特性があるらしく(品種にもよるそうですが)、栽培したいときは2株以上植えるのが常識なのだとか。記念植樹はひと株しかありませんでしたが、たくさん栽培して食べるならともかく、「生ったときはラッキー」程度で楽しめばよいかな、と思っています。
ところで、夏になると悩ましいのがハチの巣対策。一昨年あたりはかなりタイヘンだったのですが、今年は今のところひとつも巣が見つかっていません。

その代わり、今年は玄関先に大きなハチの巣が一つぶら下がっています。実は、コレはホンモノのハチの巣ではなくビニール製の風船なんですが、こうしてニセモノのハチの巣を吊しておくと、「先客がいる」とハチが近寄らなくなり、当然巣も作られない…という理屈のようです。
半信半疑で、それでも試しにやってみよう!とAmazon.co.jpで「スズメバチの巣される前に ハチの巣ガード」というのを買いました。先にも触れたとおりビニール製なので、紙のハリボテとは違い雨が降っても大丈夫なのが特徴。その代わり、紙製よりはリアリティに乏しい気がするのですが、こんなモノでもちゃんとハチ除けに効いているのでしょうか。1,000 円未満の風船でハチの巣駆除のリスクを回避できるのなら、投資効果は非常に高いです。
ちなみにこの「ニセモノのハチの巣」、ハチ以外の虫たちも近づけない効果があるのだそうで、もともと蚊はあまりいない我が家なのですが、確かに他のいろいろな虫たちも見かけることが減った気がします。もしかして、セミたちが逃げて静かなのもコイツのせいなのか?…まさか、ねぇ。
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