先週土曜日・7月19日から、夏の土用に入っています。初日の19日は、多くの皆さんにとっても「ウナギを食べる日」として有名な、いわゆる「土用の丑の日」でした。
ウナギも普段はなかなか手の届かない高嶺の花になってきましたが、この日くらいはいただこうか…ということで、昼食はすき家で「うな牛弁当」を買ってきて食べました。うな重と牛丼がコラボしているという、何ともカロリーが恐ろしいことになっていそうな食べものですが、「牛肉ってこんなにあっさりした食べものだったかしら?」という新発見があります。
…と、それはともかく、信心深い(?)我が家では、土の神様をお騒がせしないように、この時期の庭仕事はほとんど自粛することになります。ただ、3週間近く(約18日間)ある土用の間、全ての土いじりが禁止!では、特にコレを生業にする皆さんは生活が回らなくなるわけで、そんな事態を回避するためか、「この日は土仕事をやっていいよ」という間日(まび)が決まっています。
夏の土用の場合は卯・辰・申の日ということになっていて、2025年の場合は、以前にも紹介したとおり7月21日(月・海の日)、22日(火)、26日(土)、8月2日(土)、3日(日)の5日となります。5日中4日は、おカネをいただく仕事が休みになる日。これは庭仕事に勤しむしかありません。


昨日・26日は早起きしよう!と思っていたのですが、前日が飲み会だったこともあり、目を覚ましたらもう朝6時。すっかり明るくなっていました。とはいえ、少しの時間でも有効に使いたいところ。まずは、薪小屋3号館の脇で伸びてきているクワの木を根元から切り倒しました。大きくなりすぎないうちに…って、既に相当巨大化してしまいましたが、幸い枝はまだ細いので、切ること自体はそれ程タイヘンではありません。


今年は、門扉脇の板塀の端あたりに、もう1本クワが伸びてきています。こちらも、既にお隣で枝を切っていただくなど迷惑を掛けているので、バッサリ根元から切り倒しました。

切り倒したクワはとりあえず庭の芝生の上に積みましたが、結構な分量があります。太さ1 cmを超える枝は焚き付け用に取っておき、それより細い枝や葉はゴミ袋に入るように30cmくらいに刻みました。それにしても、この成長の早さ、何か役に立てられないものかしら。
あとは芝刈りをしておこうかな?と思っていたのですが、前回芝刈りをしてから2週間で、芝生は意外に伸びていません。これなら、来週に先送りしても良いかな?ということで、とりあえず今回は目立つ草だけ抜いておきました。


それよりも気になったのが、自宅前の道路の歩道に広がる雑草。例によって、お隣の家はキレイに草を抜いてあるのに、我が家の前だけ草ボウボウ…という状態で、見るに見かねて奉仕作業です。絶対、ここは道路管理者の浜松市が何とかしなくてはならない領分だと思うのですが…。
幸い、舗装の隙間から出てきている草は、手で引っ張れば簡単に抜けます。とはいえ、面倒な作業なのは確か。どんどん気温が上がり、外での仕事は危険になってきたので、結局この日は全部を取り切れずに撤退することになりました。続きはまた来週…ということになると思います。


もうひとつ、ずっと気になっていたのが、庭の植え込みがドクダミで覆い尽くされていること。ブルーベリーがなかなか大きくなれないのも、周囲にコイツらの侵入を許していることが一因なのかもしれません。
ドクダミの駆除方法にもいろいろありますが、よく聞く方法のひとつに「熱湯を掛ける」というものがあります。熱により細胞が破壊され、植物として機能しなくなることで枯れる…という仕組みですね。何しろお湯を沸かして撒くだけですから、除草剤を使うよりもよっぽど安上がりで、手間がかからず、しかも化学物質による汚染の心配もナシ…と、結構利点は多いです。ホントに枯れるの?と半信半疑だったのですが、試しに夕方になってからちょっとやってみることにしました。


翌朝になると、昨日まで元気いっぱいだったドクダミが、熱湯を撒いた範囲だけで、明らかにしおれています。よく見てみると、青々としていた葉が茶色く変色しているのが確認できました。確かに、効果はあるようです。
ただ、その効果の性質上、地上部分には結構効くはずなのですが、地下茎のネットワークまではなかなか影響が及びません。一時的に退治できるとは思うのですが、出てくる度にお湯を掛ける…ということになるのでしょう。まあ、その場合でも安上がりなのは助かるわけですが。
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