冬まっただ中です。この時期になると、ワタシの生活は薪ストーブを中心に回らざるを得なくなります。何しろ、新築から12年目に突入したにもかかわらず、リビングには薪ストーブ以外の暖房器具は全く置いていませんからね。…まあ、エアコンなどを買い足すおカネがないだけなのですが。
ちなみに、夏場も扇風機さえあれば意外に過ごせてしまったりします。まあ、実際のところは、隣のお義父さんの寝室にはエアコンがあるので、コレに助けてもらっている面も大きいのですが。




シーズン中にいちばん大変な仕事は、薪の移動ではないかと思います。玄関脇の薪棚に、すぐ燃やせる乾燥した薪を積んでおくわけですが、コレが残り少なくなってくると、他の薪小屋から持ってくることになります。我が家では「薪の大移動」と称して、月に1回以上は行わなくてはならない作業です。
庭に3つの薪小屋がある我が家。いちばん玄関から遠い2号館からだと、15m近くを運ばなくてはなりません。8年前に購入した二輪の手押し車を使い続けていますが、最初は真っ赤なカワイイ色だったのが、すっかり色落ちして今ではほぼ真っ白です。
昨日・今日も、かなりたくさんの薪を、庭先の3号館と2号館から玄関脇に移しました。3号館は、焚き付け用のひと枠以外は、割ってないタンコロだけになってしまいました。コレも割っておかないと薪として使えないので、何とかしなくてはならないのですが、なかなか作業が進まず…。


3号館にある焚き付け用のスギも、さらに小割りにしておかないと、本来の目的には使えません。焚き付け作りも大事な仕事です。親指よりも細いくらいには割っておきたいところです。キンドリングクラッカーを使うようになってからは、刃物を振らずに済むようになったので、ずいぶん気が楽になりました。それでも、誰か他の家族も手伝ってくれると楽だなぁ…。
出来上がった焚き付けは45cm角のトレイに立てて並べてあります。コレ1杯で2週間持つかどうか。トレイは2枚あるので、2杯分をまとめて割っておくことが多いですね。こちらも月イチくらいで発生する仕事です。
焚き付け作りを頑張った自分をみんなに褒めてほしくて、出来上がった写真をよくSNSにアップしていますが、スマホのカメラが毎回「料理」の写真として認識します。ポテトフライあたりと間違えているんでしょうか。ちなみに、薪小屋の写真もときどき「料理」と認識します。こちらはバウムクーヘンあたりか。
…と、そんな風にして過ごしているわけですが、今年は非常に辛い日々になっています。夏から痛む左肩の症状が、未だに好転しないのです。1~2週間に一度、かかりつけの整形外科で筋肉をほぐしてもらっているわけですが、痛み止め無しでは夜中に寝返りを打った拍子に痛くて目が覚めてしまう…という感じ。先日は、郵便局に簡易書留を受け取りに向かったら、受け取り確認のサインをするときに肩が痛くて動きが止まってしまったほどです。
それでも作業をしなくては家族が部屋で凍えてしまうので、身体を騙し騙ししながら動かざるを得ません。しかし、不思議なもので、作業が済んだ後は、肩の可動範囲が少し広がっているんですよね。整形外科の先生も「動かせる範囲で動かした方がいいよ」と仰っていましたし、リハビリの先生も最低限の動きでできる筋トレやストレッチを教えてくれましたし、動かした方が良い…というのは間違いなさそうです。五十肩は本質的には肩関節周囲の筋肉の炎症、言い換えれば「張り」ですしね。
肩に負担を掛けない斧の振り方も何となく掴めてきましたが、この方法だと十分な力を掛けられず、太いタンコロを直に割るのは困難です。このまま肩の痛みが続くようでは、薪を作れなくなってしまいます。そうなれば、薪ストーブじまいも考えなくてはならない?と不安になっていますが、そうならないように、何としても肩は治したいものです。

薪ストーブは単に家を暖めてくれるだけでなく、家の中で安全に炎を見られることがメリットのひとつだと思います。いろいろとギスギスして、ストレスに感じることも多い昨今ですが、炎をじっと見ていると穏やかな気持ちになれますよ。少なくともこの家で暮らし続ける限りは、薪ストーブも使い続けたいですね。
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