8月ももうすぐ終わりです。皆さん、夏休みは取れましたか?私はまだ予定の半分も取れていないところです。全員が休むわけには行かないので、交代で何日かもらえる仕組みになっているのですが…まあ、秋までに休めれば良いか。
先週は、私のレッツノート・CF-SV8が夏休みで神戸に里帰りしていました。2021年8月分のレッツノートクリニックを受けることにしたんです。
レッツノートクリニックについては、ここで何度かご紹介していますが、パナソニックストアで購入したカスタマイズレッツノートが、神戸工場でメンテナンスを受けられるサービスで、このタイミングで天板やキーボードなどを交換することも出来ます。プレミアムエディションの場合、購入してから1年後から3年後までの間に一度、基本料金無料(通常は10%税込みで3,520円)でクリニックを受けられることになっています。天板交換も プレミアムエディションなら無料です。
私のCF-SV8が届いたのは2019年2月ですから、ちょうど2年半が経過したところということになります。クリニックの対象期間中は月に1回、メールで募集の案内をいただけるのですが、予約は募集開始直後の結構早い時期に埋まってしまいます。あまり期限ギリギリになってから予約しようとして失敗してしまうとダメージが大きいので、そろそろ受診時期かな?と思っていました。
そして、このタイミングでクリニックを受ける最終的な決め手になったのが、2021年夏モデルとしてCF-FV1がデビューしたことでした。これで、SVシリーズはレッツノートでいちばん設計が古い筐体になりました。いつ生産完了になるかはわかりませんが、ひとつ心配なのは、交換用のパーツがいつまでも潤沢に用意されているかどうか。年に3回のモデルチェンジ前に在庫を売り切ることもあるほどのレッツノートですから、例えば交換用のカラー天板も、在庫限りで終了…ということだってあり得ます。
8月21日・土曜日の朝に、クロネコヤマトさんがCF-SV8の回収に来てくれました。以前は日本通運の「パソコンポ」だったのですが、現在はヤマト運輸にも「パソコン宅急便」という同様の梱包キットを使うサービスがあります。
日曜、月曜、火曜…と待っていましたが、神戸からの連絡が全くありません。どうなっているのかな?と思っていたら、翌日の水曜日に荷物が返送されてきました。行きと同じパソコン宅急便のハコで、日通が配達する…という変則プレイ。まあ、安全に運ばれていればそれで良いのですが、ちょっと面白いパターンです。
代金引換で支払いがあるとはわかっていたのですが、いつ戻ってくるのかわからなかったこともあり、この日は準備してありませんでした。自宅で受け取ってくれた妻に、立て替えてもらうことになってしまいました。
そういえば、以前にも何も連絡がないままにレッツノートがクリニックから戻ってきたことがありました。問題点や確認事項が特になかったから連絡もなかった…ということなのでしょうけれど、代引きの現金を用意しなくてはならない立場からすると、返送していただけるときには案内があるとウレシイところです。
余談ですが、妻には立て替えてもらった代引き分の金額をPayPayで送金しました。最近、店頭での支払いにはほとんど現金を使わないので、サイフの中に小銭が全然なくて、ピッタリ払えなかったんですよね。
同封の検査確認書・納品明細書に、チェック内容が記載されています。手書きのレ点が書き込まれているところが、いかにも匠の仕事!という感じでイイですね。
バッテリーチェックによると、現在の容量値は初期値の88.7 %になっているそうです。ときどきは自分でもチェックを行っている項目ですが、積算充電指数(100%分の充電を行うと1増えます)の増加に合わせて、ほぼ線形で容量が減少しているのがわかります。これまで使ってきたレッツノートのリチウムイオンバッテリーと比べると、容量の減り方は格段に少なくなっています。
先にも触れましたが、プレミアムエディションの特典として、クリニックの基本料金が無料になるだけでなく、天板の交換が無料で行えます。せっかくなので、新しい色に交換して心機一転!ということにしました。最初に購入したときは「ディープネイビー」と名付けられた濃紺色の天板を選びましたが、今回は「マルサラワインレッド」。その名のとおりワインを思わせる濃厚な赤です。
ちなみに、色名の由来になった「マルサラワイン」というのはイタリア・シチリア島で作られるワインで、醸造するときにワインから造られた蒸留酒を加えて作られる、酒精強化ワインと呼ばれるものです。ややこしいウンチクを語るよりも、「ティラミスの香り付けに使われています」というのがいちばん身近でしょうか。
天板だけ色を変えるのではチグハグになってしまうので、ホイールパッドを囲むリング(クリックボタンを兼ねています)もマルサラワインレッド色に交換しました。こちらは2,750 円(10%税込)の有償サービス…ということで、届いた荷物は代引き扱いになったわけです。
キーボードや液晶などをクリーニングしていただいて、さすがに「新品のように」とまでは行かないものの、ちょっと新しくなったような錯覚を覚えるくらいにキレイになりました。魅力的な新世代の製品も出ていますが、まだまだ第一線で使えるだけの体力はあります。もうしばらくは、一緒に走ろうと思います。
CF-SV8の夏休み中も、諸々の仕事を止めるわけには行きません。数日間のショートリリーフということで、CF-RZ4を使うことにしました。ユーザーデータはほとんどをOneDrive上に置く運用をしているので、「データの移行」という作業は不要です。ただ、しばらくぶりに電源を入れたので、アップデートが大量に降ってきて、ひと晩放りっぱなしにする羽目になりましたが…。
さすがに2014年の製品ということもあり、CF-SV8との体力差を痛感する場面が数多くありました。アプリの起動や切換に少々待たされることもそうですが、職場の4Kディスプレイに接続しても4K解像度での出力ができない(フルHDのスケーリング表示でした)…というあたりでも、設計仕様の古さに気付かされました。
それでもひとつ確認できたのが、タッチパネルの画面にはやっぱり便利なところがあるな…ということ。画面に触れることで直感的な操作が可能です。特に、非アクティブウィンドウのスクロールなどは、タッチパネルからの操作が最速。タブレットに変形する2in1でなくても、タッチパネルはあった方がいいですね。
Intel社がEvoプラットフォームの要件に加えていることもあり、ごく普通のクラムシェル型ノートでもタッチパネル画面を載せているモノが増えてきた気がします。レッツノートでも、CF-FV1にはEvo仕様モデルにタッチパネルを載せました。多くのモデルに採用されれば、量産効果で価格も下がってきます。さらなる普及を期待したいところです。
次にモバイルPCを買い換えるときには、またタッチパネル付きにしたいですね。とはいえ、激変する社会の中で、次に必要になるモノはどんな形になるのか、全然見通せないところでもあるのですが。
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